国の施策として実施するもので、前年度に節目の年齢に達した女性に対し子宮頸がん及び乳がん検診費用が無料となるがん検診無料クーポン券を7月初旬にお送りし、女性特有のがん検診における受診促進やがんの早期発見等を図ることを目的とした制度です。なお無料になるのは、市のがん検診での自己負担分のみです。
1、令和5年度の対象者
・子宮頸がん検診(20歳) 平成14(2002)年4月2日生 ~ 平成15(2003)年4月1日生
・乳がん検診 (40歳) 昭和57(1982)年4月2日生 ~ 昭和58(1983)年4月1日生
※ただし、次のかたは対象外となります。
・子宮頸がん検診・・・不正出血等症状があるかた
・乳がん検診 ・・・乳房に関する症状があるかた、乳房疾患などで治療中及び経過観察中のかた、妊娠中のかた、
授乳中のかた、乳房の手術(豊胸術)などを受けているかた
2、受診方法
ホームページに掲載されている「がん検診医療機関」に申込後、クーポン券及び本人確認書類(保険証、運転免許証等)を持参のうえ、受診。結果は医療機関から届きます。
※「がん検診医療機関」は、クーポン券に印刷しているQRコードからも検索可能です。
3、有効期限 令和6年3月31日まで(延長なし)
4、今年度、無料クーポン券が届く前(4/1~6/30)に、長崎市のがん検診を受診され、医療機関や健診機関の窓口で自己負担金を支払
われた場合
還付できます。健康づくり課:095-829-1154へご連絡をお願いします。(申請手続期限:受診の翌年3/31)
※ただし、次の場合などは、市のがん検診としての受診ではないため還付の対象になりません。
・職場の検診として受診した場合
・人間ドックで受診した場合
・医療として保険受診した場合
・該当するクーポン券の対象になっていない場合
5,クーポン券を紛失した場合
有効期限内であれば、再発行します。健康づくり課:095-829-1154へご連絡をお願いします。
6、がん検診無料クーポン券の記載内容(氏名、住所等)に変更がある場合
新しい内容で、再発行します。健康づくり課:095-829-1154へご連絡をお願いします。
7、長崎市内に転入した場合
転入前に届いた他の市区町村のがん検診無料クーポン券は市内で使用できません。
8、長崎市外に転出した場合
長崎市がん検診無料クーポン券は利用できません。転出先の市区町村へご連絡ください。
9、無料クーポン券が届く前に、既にがん検診を受けましたが、再度受診が必要ですか。
国の指針として、子宮頸がん及び乳がんは、2年度に1回でよいとされています。
がん検診に関する専門家の見解として、子宮頸がん検診や乳がん検診を毎年1回、または年間に複数回受診したとしても、2年に1回受診した場合と比べ、医学的なメリットは変わらないとされています。
このため、市のがん検診、職場の検診、人間ドックなどで、子宮頸がん検診や乳がん検診を前年度受診されたかたや、今年度既に受診されたかたは、無料クーポン券による検診をあらためて受診していただく必要はありません。
FAQ作成担当部署: 市民健康部健康づくり課