長崎市原爆死没者名簿は、昭和43年8月に初めて奉安され、原爆投下により直接死亡された方々や、原爆で被爆しその後死亡された方々のお名前のほか享年と死亡日が記載されています。
長崎で被爆された方で、令和4年8月から令和5年7月末までに死亡されたことが判明し、令和5年8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の際に奉安された数は3,314人で、令和5年8月9日現在、195,607人の方のお名前が198冊の名簿に登載されています。
お名前がわからない死没者のための白紙の名簿1冊を含めた199冊の名簿と、広島で被爆し亡くなられた方で、長崎市に死没者名の奉安を希望された方の名簿1冊、合計200冊は、通常、長崎市平野町にある国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の追悼空間にある名簿棚に納められています。(閲覧することはできません。)