- No : 3582
- 公開日時 : 2015/04/01 00:00
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手熊・柿泊の節分行事「モットモ」について教えてください。
回答
毎年2月2日(手熊町)、毎年2月3日(柿泊町)
本件は、節分に行われる行事で、年男、福娘、モットモ爺という3人1組の異装の者が家々を訪問し、災厄を祓って福を招くものである。
手熊町では、男性が3人1組で家々を訪問する。まず年男が「鬼は外」と唱えながら豆をまき、次に女装した福娘が「福は内」と唱えながら続く。最後にモットモ爺が「モットモォー」と大声で叫んで床を足で激しく踏み鳴らす。モットモ爺は、顔に赤や黒のドーランを塗って棕櫚蓑(しゅろみの)などを着る。モットモ爺は子どもを脅かし、このとき子どもが泣くほど福が舞い込むなどといわれている。三者が家を出ると、付き添いの者が「福の神様お見えになりました」などといって家人から祝儀をもらう。
柿泊町のモットモも手熊町とほぼ同様であるが、福娘は若い女性が扮することが多く、モットモ爺は手にした独特の形の杖で床を激しく突く。
FAQ作成担当部署: 文化観光部文化財課